観終わった作品です。ほっとくとすぐ忘れちゃうので・・・
な行
「ニューヨークの恋人」2001/米14/11/14
監督：ジェームズ・マンゴールド
出演：メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン

毎回かわるハンサムな相手役はだれなのか、 どんな恋なのか、とにかくフアンの多いメグちゃん、、。ちょっとメルヘンチックなあらすじだった。

1876年のニューヨークで暮すレオポルドは、３０才を過ぎた今でも好きな相手に恵まれず、 仕方なく伯父の勧める女性と結婚をしようかと諦めていた。ある日結婚の相手を発表する舞踏会で、 見慣れない男を見かけ、声をかけたが逃げてしまう。彼を追っかけていって、その果てに工事中の建物の上から男と一緒に転落。 気が付いたら現代のニューヨークの男の部屋にいた。

一方、ニューヨークの広告会社で働くケイトは以前付き合っていた 彼とも別れ、今は仕事で上司に自分の能力を認めてもらい、成功するのが最大の望み。
ある日階下に住む元彼の部屋に、 不思議な男レオポルドがいるのを見つける。元の彼氏は故障したエレベーターにのって、大怪我をして入院してしまった。 中世の時代の洋服をまとい、やたらと丁寧で、親切な彼だが、ケイトは特に興味はなく今は仕事のことばかり。 ある日彼女の広告の仕事に彼が抜擢される事になり、レオホルドを起用したケイトは一躍社長に認められた。

印象に残ったのは公園で、レオポルドが白馬にのって急に現れるところ、、、。
おとぎ話のような恋愛とわかっていてもそれなりに楽しい作品でした。
ラストで、２人がワルツを踊るシーンからエンディングに入り、スティングの歌がはじまります。 何故か３拍子、舞踏会のダンスを意識してか、そのままいい余韻で何時までも流れる字幕をみながらきいてました。

「２１ｇ」2004/米16/6/13
監督／製作：アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演：ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ

人は死ぬときに２１ｇだけ軽くなる。それは魂の重さだから・・・
この印象的なタイトルと3人の俳優にひかれてもうだいぶ前から見たいと思っていた映画でした。 「ミスティック・リバー」で主演男優賞を獲得した演技派のショーン・ペンと、圧倒的な存在感と迫力のベニチオ・デル・トロ、 そしてこの二人にひけをとらない熱演のナオミ・ワッツ。この3人のほんとに格闘に近い熱演を見終わった後はかなり疲た。

心臓の臓器移植を待つポール、最愛の家族を一瞬にして失ったクリスティーナ、そしてやっと信仰を見出し、 家族と平和に暮らし始めたばかりのジャック。始めは別々の人生なのに、ジャックが交通事故で親子３人をひいてしまった時から、 運命の繋がりが出来てしまう。始めはそれぞれの過去と現在が行ったり来たりでばらばらでストーリーが判りづらく忙しいのですが、 ３人の繋がりが濃くなって来るにしたがって、ジクソーパズルが完成するように明確になってきます。
不幸に見舞われたとしかいえない３人。愛する人に殺人はさせられないとクリスティーナをかばうポール。 そしてジャックも自分がやったと・・。
ミスティック・リバーにもっちょっと似た感じもありましたが、あの映画のラストの 重たさよりはまだ希望が持てるジャックの生き方に救われました

クリスティーナ役のナオミ・ワッツは「ザ・リング」で始めて知った女優ですが、来日した時はごく普通のアメリカ女性という 控えめな感じで、松島菜々子の華やかさが目立ったようでしたが、この映画を見たときにはさすが・・と思いました。 その女優さんが演技しているのではなく、そこにはクリスティーナしか見えない、そんな俳優がいいなぁと思います。
この作品で、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロはアカデミー賞だけでなく数々の最優秀主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞 に輝きました。ショーン・ペンは言うまでもありません。上映は時々見逃せない作品がやって来る要チェックの桜坂シネコン（(o(^-^)o)）

「２５時」2003/米16/9/20
監督：スパイク・リー
出演：エドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパー

モンティ(エドワード・ノートン)は麻薬の売人の仕事でかなリの金儲けをしていたが、 ある日何者かの密告により警察に捕まってしまう。そして7年の実刑が決った。 モンティが友人と、妻と過ごす刑務所に行くまでの最後の24時間の物語。

刑務所に入る前日なのに、美しい妻を家に残してマフィアの出入りするクラブへ親友2人を誘って、いったい何をしたいのか。 何かが起こりそうという、期待を持たせて最後まで見てしまう映画ではありましたが、 その期待感のわりにラストが物足りなかった感じがします。モンティに呼ばれたフランク（バリー・ペッパー）とジェイコブ （フィリップ・シーモア・ホフマン）がその夜ホテルに行きます。
窓から見下ろす光景はあの９・１１のテロの跡地なんですが・・ 　監督のメッセージが今一届きにくいかなぁ。
3人は怪しいクラブでダラダラと夜を過ごして、朝にモンティが親友に頼みごとを しますが、物語は此処が頂点だったような感じかなぁ。 ラストのおまけはちょっと多すぎました。男ならさっさと行きなさい！7年でしょ・・と言いたくなったりして・・ でも、恐いけど・・（´。｀；)